このブログについて

海外留学したい!という若い社会人の方へ向けた、留学までの決心と準備情報のブログです!

若い社会人経験者に向けたアメリカ、イギリス、オーストラリア大学院の留学情報がもっとあれば、と個人的に感じていたのがブログ作成のキッカケです。

仕事を辞めるかどうか、仕事しながら出願は可能か、留学後の将来の計画など、留学の判断をする上でこのブログが役に立てばと思います。4年の社会人経験なので偉そうなこと言えませんが「ちょっとは参考になるな!」と思ってもらえれば幸いです。

2016年12月27日火曜日

5. イギリス、アメリカ、オーストラリアどの国にするか?

英語圏への留学先として、アメリカ、オーストラリア、イギリスがまだまだ多数派ではないでしょうか。個人的にはインドやシンガポールも興味はあるとこですが。。

留学を決心する前に必要な費用や時間を計画する上で、米、豪、英の3カ国からある程度は大学院やコースを絞り込む必要があるかと思います。ただ一般的には、似たような留学先の候補が多くて出願先を絞り込むのに苦労するのではないでしょうか。

自分のケースだと、初めは10校くらいに出願を考えていたのですが、出願手続きや書類作成に負担が増えて提出書類のクオリティーが下がると思ったので、結局半分の5校にしました。このように候補数をまず絞り込むにあたって、いくつかの項目でフィルターにかけて優先順位をつけることが大事ではないでしょうか。よくあると思われる項目を下に書いてます。

1. 留学期間
2. 予算
3. 出願に必要な英語テスト
4. 出願にかかる時間とお金
5. 大学の知名度や勉強したい内容
6. 卒業後の就職先の国
7. プライベートの充実

*1-3は留学エージェントが試算してるサイトがいくつもあるので省略します。すみません!



-4. 出願にかかる時間とお金

一般的な出願書類の作成に必要な時間とお金は多い順から、アメリカ >> イギリス > オーストラリアになるかと思います。出願に必要な時間は、前述の「いつ仕事を辞めるか?」にも関係してくるので、しっかりと把握しておきたいとこです。

アメリカ
大学側が多角的に出願者の能力や資質を測ろうと、各校が独自に志望理由書の提出を課すことがアメリカは多いです。この志望理由書(エッセー)の作成は、過去に英語でこうした書類を作成した経験がない人にとっては、添削なしで自力で書くのは厳しいかと思います。なので、添削や予備校など使う必要が出てきて、時間とお金が準備期間に余計にかかります。またGREやGMATといったテストも英語の語学能力以外にスコアが必要になるので、負担増となります。

オーストラリア
オーストラリアは無料で出願手続きしてくれる留学エージェントがいるので、そこに書類を提出するだけでかなり労力が省けます。またテストも、英語の語学能力(IELTSやTOEFL)だけ証明すればいいので、アメリカほど時間がかかりません。

イギリス
イギリスはオーストラリアに比べるとやや準備量が多く資金と時間がかかるが、アメリカよりは圧倒的に出願に必要な時間は少ないといった感じです。またイギリスの大学院だと1年の大学院のコースが多く、時間と費用の制約がある方はイギリス一本に絞るのも得策かと思います。

日々働きつつ留学先の候補を絞る中で、「米、英、豪の大学それぞれ出願すると時間とお金がたくさんかかるなぁ。。」と考えてしまうと、時間とお金がかなりかかるという印象によって、一番大事な留学を決心する気持ちが揺らいでしまいます。そこで、「アメリカの大学に出願する時間とお金はないけど、イギリスの3,  4校に出願絞れば出願の費用と時間もまかなえそうだし、留学できるかも!」と時間とお金の現実的なプラニングで、留学への決心に至ることも多々あると思います。こうした観点からも、留学先の候補を絞り込むことは大事だと思います。

-5. 大学の知名度や勉強したい内容

当たり前ですが、留学先の大学の知名度があると、就職活動やその後の仕事でも役に立つかと思います。ただそれよりも、留学は将来のためのステップとしてとらえ、留学後の目標のために自分が勉強したい内容があるコースを選ぶことが大事なのではないかなと思います。(以前の「留学はキャリアアップ? キャリアチェンジ? それとも・・?」でも紹介してます。)

この将来の目標からさかのぼった大学とコース選びをしないと、1-2年にわたって収入を絶ってまで勉強を続けることが苦痛になると思います。社会人の方なら「何のために働いてんのか!?」と忙しい中で、ふっと考えることもあるかと思います。同じようなことが、留学して忙しく勉強する中でも個人的にはありました。「何のために勉強しているのか!?」と。これは留学先の友達も、同じように感じていました。「なんで俺たち金払ってきつい思いしてんだ!」と笑って言ってただけマシかもしれません。

それほど日々の課題の提出や勉強に追い込まれることも、楽しいだけじゃなくて留学中は現実問題としてあります。こうした中、「自分は将来のこのために今しっかり勉強している!」というブレない目標を持って日々を前向きにやっていかないと、せっかくの留学生活がただ苦痛な日々になってしまいます。なので、将来計画にそって勉強したい内容をしっかり学べる大学とコースを選ぶことは大事です。

-6. 卒業後の就職先の国

海外就職を考えている方は、留学後に現地企業への就職しやすさも大学やコースを見つける上で重要になるかと思います。一般的には、アメリカとオーストラリアでは卒業後に受け入れ企業を見つければ就労ビザがもらえるようです。イギリスも制度上はあるみたいですが、ブリティッシュカウンシル(イギリス留学の担当機関みたいなとこ)に卒業後の就労ビザについて聞いた時、「ほぼ無理。」と言われました。(ちょくちょく制度が変わるので最新情報はご確認下さい!)

ただ、修士の授業を大学に1-2年通って座学で勉強するだけでは、基本的に現地企業に採用されるのは厳しいのではないかと思います。一方で、特に社会人をターゲットにしたコースでは、最後に卒業プロジェクトとして現地企業でのインターンシップが組み込まれていることが多いです。このインターンシップの経験が、現地企業に就職する上ではとても重要になります。

インターンシップを通じて、受け入れ先企業は学生の人柄だけでなく、仕事のパフォーマンスも知ることができます。双方、一緒に働きたいなと思えば、インターンシップ後にそのまま採用という形になります。知らない学生から履歴書を送られて面接するより、こうしたプロセスが失敗がなく採用できるようです。

また、学校で学んだ内容を仕事にしっかり活かしているかどうかを、インターンシップで大学の先生も知ることができます。なので、卒業後に就職の相談をした際に企業を紹介してくれることもあります。人事部はいい学生を集めるために、まず大学の先生達に直接問い合わせているようです。(自分はオーストラリアの大学院に行ったので、その時のケースを紹介しています。)

なので留学候補を絞りこむ上で、海外就職を考えて留学を計画している方は、留学先のプログラムで企業内インターンシップの経験を積むチャンスが大きいことも大事です。成績上位者のみインターン可能など条件付きのケースがあるので、出願前にしっかり確認されて下さい!


-7. プライベートの充実

これが大学やコース選びにおいて、優先順位が高い人もいると思います。子供連れで留学となると治安や生活しやすさなども大事かと思います。また、「イギリスの歴史あるシックな街並みで暮らしたい!」や「オーストラリアかアメリカ西海岸でサーフィン!」などあるかもしれません。

自分もサーフィンとか考えてましたが、甘かったです。授業やテストがあっている期間は、趣味や旅行に使う時間がほとんどなかったです。また、「留学資金を休みの間にバイトで稼がないといけない!」「休みの間もインターンシップで仕事の経験を積みたい!」など、休み期間も忙しいケースが多くなると思います。なので、プライベートの充実は学校がある期間は、あまり期待しない方がいいかもです。私も休みの期間だけ友達と旅行しただけで、学校に行っている時は課題の提出が終わったらちょっと飲みに行く程度の、土日のない会社員かという生活スタイルでした。。

こういうこともあるので、留学先を絞る時は、予想以上に趣味や旅行を楽しむ時間がないと頭に入れとけばいいと思います。

-まとめ

留学の予算や期間の概要は検索すれば色々情報があると思いますので、そうした情報と上で書いた項目に優先順位をつけて留学先を絞ることが大事かと思います。この留学先候補を絞るプロセスにて、留学後の将来の目標を予算や期間を含めてしっかり定めていると、絞り込みしやすいと思います。こういうとこからも、留学計画をブレずに設定させることが留学を決心する上でも重要なのではないでしょうか。


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